確かな実力と際立つルックスで注目を集めるWATWING。心躍らせる特別感と心地よさを兼ね揃え、個性あふれる6人のクールな表情にアプローチ。
彼らの持つオーラ、つまりグループを体現するものとは…。
とどまることを知らないWATWINGの魅力に迫る限定インタビューをアザーカットとともに公開。
──今回の撮影はいかがでしたか?
鈴木「今回も楽しかったです!」
八村「あまり普段着ない黄色の服は都会的ですごく新鮮でした。」
鈴木「あとはやはりGIANNAさんは絶対セクシーな衣装があって、楽しいです。」
八村「表紙のスタイリングもすごく素敵でした。曉の紫のシャツも似合っていた!」
古幡「今日はめちゃくちゃ天気が良く、スタジオも素敵で、スタッフの皆さんもすごい優しく、写真1枚1枚を褒めていただけてすごくテンションの上がった気持ち良い撮影でした。」
八村「毎回GIANNAさんの撮影では鮮やかな衣装を着させていただくことが多いので、すごく楽しみですし、撮影がスケジュールに入っているとテンションが上がります!」
──普段のファッションやハマっているアイテムがあれば教えてください。
鈴木「僕はジャケットをあまり着なかったのですが、メンバーの皆がジャケットを着ているのを見て”かっこいいな”と思い、最近ジャケットを2着買いました。ジャケットにキャップを合わせるのがかわいいと思って、そういうスタイリングにハマっています。」
桑山「僕はノースリーブにハマっています。夏ですし、筋トレもしているので、腕を見せたいと思っています。」
八村「僕は最近、差し色を入れようと思っています。どこかに鮮やかな色を入れるのにハマっていて、大人になってモノトーンを着ることが多くなったのですが、そこにネクタイや帽子など、小物で色のバランスを整えて見せることが好きです。」
古幡「僕はずっとakimbo clubというカルフォルニアのブランドのパーカーがめちゃめちゃかわいくて好きです。すごく形も生地も良く、何種類もあって、まだ僕もピンクしか持っていないのですが、いろいろな色を探し中です。」
髙橋「僕はいつもデニムばかり着ているのですが、この間ハーフジップの上に大きめのパーカーを合わせてみたら春らしくてかわいいなと思い、デニム以外ももっと着てみたいと思いました。」
福澤「僕は個性的な服が好きで、”こういうアイテムあまりないな”と自分の中で思った時に買ってしまいます。あとは、最近茶色など落ち着いた色にハマっています。」
──仕事に関しても聞かせてください。現在のWATWINGはみなさんにとってどのような存在ですか?
鈴木「成長できる“すみか”です。”そういう考えもあるんだ”と知ることができたり、ファッションや歌、ダンスもみんなの良いところを吸収して取り入れています。」
八村「僕も似ているのですが、”1人でできないことも6人だと誰かができる”と考えています。戦隊もので最後敵が大きくなると、みんなで集まって大きな合体ロボになると思うのですが、そんな感覚です。」
──グループの中で自分はどんな立場だと思いますか?
八村「亮はスケーター?(笑)」
古幡「まっすぐでも曲がっていても、どんなもう障害物があっても、どんな道でも僕は滑り続けるんです。」
古幡以外 笑笑。
福澤「僕は多分必要最低限のこと以外喋っていないと思っています。基本面白いメンバーばかりなので、周り見ながら仲介的立ち位置にいるのかなと思います。」
八村「観客じゃん(笑)。」
桑山「自分ではあまり理解していないのですが、自分が坊主にしたのも誰もやっていないですし、絶対似合うとみんなが言ってくれたので、少しでもアイコニックになれる存在になって、ファッションにも重視していきたいです。」
八村「ボランチというか、司令塔、スパコン(スーパーコンピューター)ですかね。」
鈴木「自分で言わないよね(笑)。」
八村「発言が多く、よくしゃべります。」
鈴木「自宅警備員です。家から出ないです。」
古幡「それはグループとしてじゃなくて、ただの性格じゃん(笑)。」
鈴木「強いて言うなら、一番頭が良いです。」
桑山「3週くらい回って頭良いよね。」
鈴木「でも素直かもしれないです。」
古幡「“動脈”じゃないですかね。WATWINGが体だとしたら、あさひが居ることで、循環するというか、動きが起こると思います。」
鈴木「かっこいい…。動脈でお願いします!」
八村「トラブルメーカーとかでも大丈夫。」
鈴木「確かに(笑)。」
髙橋「僕は、グループの中でも礼儀正しくいられるように心がけていきたいと思っています。」
──グループの結束力が固まったと思う決定的な出来事はありますか。
髙橋「横浜で終電まで1人の話を聞いてあげていた時。」
八村「誰かに何かあった時はメンバーみんなで向き合います。今までも大きな問題は何個かありましたが、その度にメンバーみんなで乗り越えてきたと思うので、そこだと思います。本当はライブが終わったタイミングとかもあると思いますが、乗り越えてきたからこそライブがあるので、ライブはご褒美みたいな感覚の方が近いと思います。」
古幡「“ここ”という瞬間は何個かありますが、一年に一回は何かありますね。」
鈴木「問題は良くないことですが、それがあることによってどんどん強くなっていきますね。本音を言い合える方が絶対に良いと思うので。」
古幡「そうだよね。」
──WATWINGというグループでしかできないことはありますか?
古幡「6人でのライブや、アーティストとしての活動は唯一無二ですよね。それぞれいろいろな活動や、もしかしたら今後1人で音楽活動することもあるかもしれないですが、やはりこの6人で成せる音楽や空間は、絶対その場でしか味わえないと感じます。言葉にするのは難しいですが、僕らの音楽やライブで分かることなのかなと思います。」
──どんな個性や強みを持っているグループだと思いますか。
古幡「僕は割と素で、どんな生態も出してライブをやっているイメージはあります。例えば曲中でもナチュラルな自分たちをパフォーマンスすることも多く、馴染みやすさがあると思います。」
鈴木「ライブにこだわっています。」
八村「音楽やそれこそファッションが好きです。」
福澤「それぞれの個性が集まっていることがオリジナリティだと思います。」
古幡「あとは、がむしゃらにやっています。」
桑山「本気でライブをしていて、加減が分からなくなってしまいます。」
古幡「6人とも加減してかっこつけるみたいなのが基本的に苦手で、全力投球のパフォーマンスが自分たちの主たる表現です。なので、ライブに来ていただけたら、全力投球の自分たちがパフォーマンスになっていて、それが僕たちの表現になっているのかなと思います。」
八村「懸命さとかはオリジナリティかもしれないです。」
──そんなみなさんにとって“音楽”や“表現”とは何でしょうか。
鈴木「生き甲斐です。歌っている時がめちゃくちゃ楽しいので、歌うことは辞めたくないです。」
髙橋「去年の年末まではルーティンになっていて、1個1個に全力を注げるのがすごく楽しいですし、それが積み重なって時が経って、その結果が徐々に変わっていったり、その過程がすごく楽しいです。」
──今後どのようなアーティストになって行きたいと思いますか?
桑山「デビュー当初からの目標として東京ドームに立つことがありますが、やはり世界でも活躍していきたいと思います。そのために音楽もパフォーマンス面もより成長させて行きたいですし、ビルボードランクインなどもしていくような大きいアーティストになりたいです。」
──パーソナルな部分に関しても聞かせてください。座右の銘はありますか。
古幡 「”ピンチはチャンス”です。最近読んだ本で、チャンスはピンチの顔をしてやってくると書いてあって、チャンスはピンチみたいな時に探したらその中にチャンスがあるというのは結構励みになると思いました。とにかく逆境だからこそ突き進んで、それをチャンスに変えられるような生き方を心がけています。」
福澤 「小さい頃からお兄ちゃんが使っていた言葉なのですが、”諦めない限り未来は必ず開かれる”です。どんなことがあっても諦めないで頑張ろうと思いながらやっています。」
──今までの人生で影響を受けた人や憧れのアーティストはいらっしゃいますか?
髙橋「玉置浩二さんです。もともと歌は好きだったんですが、高校生の時すごく音楽が好きな友達が引っ越してきて、その子に進められて出会って、そこから今でも好きですし、ずっと尊敬しています。」
八村「ワンダイレクションのハリースタイルです。ずっと大好きだったんですが、今もワンダイレクションが活動休止になって、ソロでやっていた時にもヒットしていて、しかも音楽の好きな姿や、ステージングの仕方にすごい影響を受けました。ファッションも世界のアイコンみたいになっていて、かっこいいなと思い、僕を刺激をもらいながらやっています。」
鈴木「本当に好きなんだと思うのは、デビュー当初は倫太郎はもう少し髪が伸びていたんです。別に髪の毛垂れてないのにずっとかき上げていて、それ思うとハリースタイルズさんの真似をしているのかなと思っていました。」
八村 「僕は喋り方もインタビューの映像を見て、トーンとかも真似していました。『This is Earth』というドキュメンタリー映画で、もちろん歌い方の真似もしていたのですが、喋り方も意識して喋っていたりしたら、声帯が低くなりました。」
──過去の自分にアドバイスをするならどんなメッセージを送りたいですか?
桑山「”自分に自信を持て”です。結構前は個性などめちゃくちゃ迷走していました。それがあったことによって自分を探すきっかけにもなり、自分に合う今のスタイルが見つけられたので、自分に自信持ってと伝えたいです。」
八村「それがあったから今の隆太がいるから、昔練習が始まる前にホリプロの前で『俺の強み何かな』と紙を持って聞きに来たりしていたのを今でも覚えています。」
鈴木 「『勉強しろよ』と言いたいです(笑)。国語だけはちゃんとしていた方がいいなと思いました。この仕事じゃなかったら働けないと思うんです。」
八村 「だからこそ素直だったりするのかもね。」
──今回、雑誌全体テーマが「Story Beginning」でした。みなさんの人生が大きく変わった出来事はありましたか?
桑山「WATWINGになるオーディションに合格した時です。初めて受けたオーディションだったのですが、そこで一気に人生が変わりました。今まで普通に高校生活を過ごしていて、その後多分大学に行ったと思うんですが、WATWINGに出会って、自分のやりたいことが仕事になって、たくさんの人に笑顔を届けられることが幸せです。」
八村「僕は小学校の転校です。小学校4年生の頃に転校したのですが、クラスでも割と中心にいて、僕のためにお別れ会をしてくれたり、すごく大事にしてくれてたんです。でも、転校してからあまり馴染めなかったんです。それがきつすぎて、毎日家に帰って泣きながら前の学校でもらった別れのメッセージを見ていたんですが、それでも仲良くしてくれる友達と仲良くなって、前の自分の良かったところをこう取り戻していって、そうしたら前からクラスにいたと思われるくらいみんなと仲良くなったんです。そこまで行けたのはその時に頑張った自分がいたからだと思いますし、そういうのもあって自分に自信がついたり、少し明るくなったりしたのかもしれないです。新しい人と仲良くなったり、いろいろな方と一緒になる時に自分をどう置くかなど、どこに楽しみを見い出せるようになりました。」
古幡「僕は中学校の頃にBIGBANGに出会ってからカルチャーや世界が広がって、そこからK-POPを好きになったのがきっかけでダンスを始めました。それまではそこまで自己表現をするようなタイプの人間ではなかったので、ダンスと出会ったのが原点であり、そこから完全に人生が切り替わりました。BIGBANGに出会ったのがきっかけで今ここにいます。」
鈴木「僕は高校生の頃です。中学から同じ高校に上がった子が一人しか居なく、ほとんどの子が初めましてでした。高校でグループが出来てきて、どう立ち回ろうか考えている時、自分の性格を素直に出していたら打ち解けることが出来ました。僕は高校に行かないで、このまま東京で歌や芸能をやりたい気持ちもあったのですが、高校に行ってよかったなと思いましたし、そこで学べたこともたくさんありました。小中の時は本当にクソガキだったので、そこから切り替わった気がします。」
髙橋「僕は経歴が特徴的で、大きな事務所に所属していたり、前に別のグループに所属していたりしました。その後このオーディションを受けさせてもらって、最初は手で数えられるくらいのファンの方の前でライブをしていました。それでも僕たちはずっと本気で上を目指していたので、個々の活動もある中で、グループのミッションがあって、“ZEPPを埋められなかったら辞める”くらいの覚悟で活動していました。このチームで、仲間と一緒に一つに向かって皆で走り抜けた経験をはこの先も芸能界や、アーティストとして頑張っていく中で糧になると思いました。」
福澤「芸能界のオーディションを受けた時です。きゃりーぱみゅぱみゅさんのバックダンサーオーディションだったのですが、ダンスも未経験で、全てが初めてだったので、恐怖しかなく、自信もない中で男の子が僕1人だけだったんです。きっと唯一の男の子ということで受かったと思うんですが、それがきっかけで今ダンスを踊っているので、そこで 自分の人生が大きく変わったと思いました。」
──最後に今後の展望を教えてください。
桑山「僕たちはお客さんに音楽を届けるためにやっているのですが、コラボツアーも終わり、今回のコラボツアーはすごく自分たちのためになったと思います。いつもお世話になっているアーティストさんと改めて一緒に全国回ったことで、いろいろな刺激も受けましたし、皆さんとの仲も深まって、より音楽が好きになりました。そういったいろいろな影響を受けながら、8月末から始まるツアーに望みたいと思います。当初から掲げている「皆さんを応援するアーティスト」をより強く示すためには、信頼されるアーティストでいなきゃいけないと思いますし、「私が、僕が応援しているWATWINGはこんなにかっこいいアーティストなんだ」と自分たちが毎回出すもので感じてほしいと思います。そこの信頼を揺るぎないものにしていくために、信頼されるアーティストになっていくのは1つ大事なことだと思いますし、1つ1つの作品に今まで以上に注力して、夏のツアーに向けて準備していきたいです。」
PROFILE アーティスト WATWING
ホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループを作るべく開催された「Star Boys Audition」を勝ち抜いた6人によって2019年6月に結成された。2021年9月22日「Take off」でメジャーデビュー。今年2月には初の日本武道館公演を大成功におさめ、2月9日には10thデジタル シングル「YO MA SUNSHINE」がリリースされた。8月31日から10月27日にかけてグループ史上初のホールツアーが決定している。