西山智樹、前田大輔がホリプロに所属し、新グループ結成に向けて始動! グループ結成に向けての独占インタビューも先行公開!

COLUMN

timelesz(旧名・Sexy Zone)の追加メンバーを決定するオーディション番組『timelesz project‐AUDITION‐』をはじめ、オーディション番組への出演や練習生期間を経験したタイプロ出身の西山智樹、前田大輔がホリプロに所属を発表。音楽・パフォーマンスすべてにおいて高い完成度を誇る2人が集結し、自ら新たなメンバーを探しながら、“ライブに強いグループ”の結成を目指して本格始動。なぜ2人はグループ活動を目指すのか? 本インタビューでは、ホリプロ所属から活動開始に込められた想いや背景を掘り下げる。

——2人で活動を始めたきっかけは何でしたか? 2人で組むことになった経緯も詳しく聞かせてください。

西山 timelesz project(以下、タイプロ)が終了した後に僕がホリプロさんにお声がけいただいて。タイプロがすごく話題になったのでそれがきっかけでソロだったり、グループだったり、あるいは俳優だったりといろいろな形でお声をいただいたのですが、やはり自分の中で“グループをやりたい”という思いが、1つ軸としてずっとありました。そしてそれは、タイプロを経験してますます強くなりました。タイプロで、グループの魅力や楽しさを改めて感じたので。

心強い仲間がずっと欲しいなと思っていた中で、性格の部分や自分に足りないものを一緒に補える存在を考えた時に、大輔がいたので声をかけました。大輔に声をかけたのも、タイプロが終わってから、オーディションでお世話になった先生の元で、ダンスの仕事を一緒にすることが何度かあって。共同作業していく中で、大変なこともあったし、一緒に踊ったりとたくさんの経験をしてきたことで、信頼できると感じました。明確に同じグループ像を目指していると思ったきっかけは、「The Performance」といういろいろなアーティストが集まるフェスで、他のアーティストのパフォーマンスを見た時に、本当に胸を打たれて、パフォーマンスが終わった後に「これがグループか」と2人で同じことを言いました。それがきっかけで、その日の帰り道に声をかけました。

前田 僕もいろいろな話があった中で、正直、最初は少し乗り気ではなかったのですが、せっかく声をかけてくれたのでお話を聞いてみたら、「めちゃくちゃおもろそうやん」と思って。何回かお話を聞いていくうちに、智樹のことは僕も信頼しているし、グループに対する考え方も同じだったので、ここに今までの培ってきたものを全部かけようと思いました。

西山 タイプロにお世話になったからこそ、虎の威を借りるではないですが、踏み台にしたくはないという思いがそれぞれにあり、だからこそ始めは乗り気ではなかったと思うんです。僕自身もそれで声をかけるのにかなりの時間をかけて悩みました。しかし、そういった枠から離れて、人生を共にしていく仲間として同じグループでやっていくと思った時に、目指す方向が繋がったと思います。

——一緒に活動しようと思った決め手はありますか?

前田 本当に“楽しそう”という直感です。僕は直感で生きてきたので、純粋に楽しそうだし、上手くいきそうだと思いました。ほぼ0から作り始めるというのもおもしろいですし! あとは、やはり信頼のおける事務所さんだったので。
西山 僕は逆に結構考えるタイプです。今までいろいろなオーディションでグループを組んできて、どのグループも自分にとって最高の仲間でした。今回、大輔となら本気で今までで一番最高のグループを作れると思いますし、ずっと一緒にやっていきたいと思えました。僕の中で、信頼できる人と一緒にやっていきたいというのはずっと変わりません。

——ホリプロでやろうと思ったのはなぜですか?

西山 僕はWATWINGさんのオーディションが、初めて受けたオーディションでした。純粋にWATWINGさんの音楽、キャラクター感、全部が好きで、実際にライブも観に行かせていただいたこともあります。特に好きなのは、楽曲のメロディアスな感じとダンスボーカルの良さです。日本のダンスボーカルの良さをずっと体現し続けてきているような気がしたのが決め手です。ホリプロさん、WATWINGさんがすぐに直結したので、そこはスッと決めた部分ではあるかもしれないです。

前田 僕はすごく現実的です。信頼されていないとこんなに大きな事務所さんにはならないと思うので、ホリプロさんは信頼のおける事務所だと感じました。事務所への信頼感が、2人とも大きい決め手になったと思います。

西山 先輩方やマネージャーさんなど、関わる会社の方々がとても信頼できて、意見もストレートに言わせていただいていますし、親身に考えてくださります。6回ぐらいミーティング重ねて、こんな質問していいのかなというところにも、ストレートに応えてくださったので、そういうやりとりを通じて、自分は決断に至りました。

——西山さんはグループをやりたいとお聞きしたのですが、「グループを作る」という形式にこだわった理由はありますか?

西山 僕は、グループの楽しさを今までのオーディション経験の中で知っていますし、僕自身見るのも好きで、自分の足りないところを補えるというところがグループの良さだと思っています。自分は慎重派で、石橋を叩きまくって渡るタイプですが、大輔は叩く前に渡ってしまうようなタイプなので、そこは助けられています。自分が言いたいことを、回り道せずにストレートに伝えてくれるので、良い関係性ができているからこそ、さらにそこに人数が集まっていければ、もっと補い合える形になると思います。

前田 あとは、パフォーマンスのダイナミックさですかね。単純にパフォーマンスというものがすごく好きですし、グループという形にはすごくこだわりがあります。さっき言ったように、このグループ活動が皆さんへの恩返しだと思っていて、きちんと形にしていきたいと思っているので、やはりグループという形がいいなと思っています。

——今後どのようなグループにしていきたいですか?

西山 今までのオーディションで出会った仲間たちと築いてきた絆を、今回のグループでも同じように、いやそれ以上に体験したいという思いがあります。期間限定では無く一緒に活動していくからこそ、大輔には全信頼をおいていますし、これから新しく出会う仲間とも、お互いを尊敬し合える関係でありたいです。僕が1番思っているのは、「信じ合えるグループ」になりたいということです。親しき中にも礼儀ありだと思うので、ワイワイやれる中にも、根っこに、全員がそれぞれに対して、尊敬できる部分をずっと感じ続けられるようなグループが僕の中では理想です。

前田 息の長いグループを作りたいです。あと、ライブに強いグループを作りたいと思います。やはり、ライブに足を運んでくださって、そこで初めて知ってくださる方もいるじゃないですか。そこからどんどん広がっていく感じが好きなので。

西山 ライブ力については本当にこだわっています。歌、ダンス、どれも欠けていない、心を揺さぶるようなライブをしたいと思いますね。

——そんなグループを作っていく上で、2人はどんなポジションになりそうですか?

西山 僕は支えられて、支えたい。ブレーンというか、普段いろいろと考えることが多い慎重派だからこそできることがあると思っていて。縁の下の力持ちのような存在でありつつ、前にも出ていけるオールラウンダーになりたいと思っています。

前田 特攻隊長です。例えば、バラエティのお仕事では前に出て先陣切ってやっていきたいですし、チームの雰囲気を良くするポジションでもありたいですね。あと、パフォーマンスであれば、パワーや熱いものを届けられるポジションでありたいです。

西山 僕たちは似ているところもありつつ、外に見えるパワーみたいなものは青と赤のようにバラバラで、熱いところと、少しサラッとした感じではあるからこそ、キャラクター分けはできているのかもしれません。

——これからどんなキャラクターのメンバーが増えてほしいなと思いますか?

西山 賑やかなグループになるといいなというのは、1つあります。これから何人になるのか、どういう感じになるか、年齢層もわからないですが、とにかく温かく、身を委ね合えるようなグループでいたいです。

前田 天然キャラ欲しいね(笑)。

西山 出来上がるグループで1つ想定しているのは、自分が最年長でいられたらいいなと思っています。自分自身、支える役であったり、割とのんびりとチームをリラックスさせる役でいたりと、出来上がるグループの個性や、場面によって、自分たちのキャラクター感も、立ち回り方も変わってくると思うので、それも楽しみです。

——メンバーを自分たちで探していらっしゃるとお聞きしました。

西山 本気で探しているので、是非送ってきてください。今この記事を見てくださって、気になった方も送ってくださったら嬉しいです。

前田 DMも見ています。

西山 ファンの皆さんからのDMも全部見ていますし、やりたい子がいれば、どんどん送って欲しいです。オーディションという形は、自分たちの中では少し違うと思っているので、同じ目線で、自分のダンスや歌どうですか。と言えるような同士を探しています。

——そんなグループの1番最初の目標はなんですか?

前田 1番近い目標で、3年以内にアリーナを埋めること、そして、6年以内にドームでライブをしたいです。

西山 今まで見てくださった皆さん全員に届く音楽をしていきたいので、最初の目標で言うと、大輔と同じですね。どんなステージも、お客さんの前でやるのが本当に楽しみです。

前田 僕は、実はお客さんの前で踊ったことがないんです。ダンサーや、練習生のオーディションでしか踊ったことがないので、ワクワクしています。

西山 自分も、ステージが恋しいですし、ステージに早く戻りたいです。自分たちの新しいグループで立つ最初のステージというのを、すごく楽しみにしています。

——グループとして叶えたい夢や目標を教えてください。

前田 スーパーヒットかましたいです。

西山 何十年先でもカラオケで歌ってもらえるようなアーティストになりたいです。自分たちもそこに憧れを持ってきましたし、実際にカラオケに行って、歌っていますし。

前田 BIGBANGさんみたいに。今でも歌うよね。

西山 昨日も2人でカラオケに行って、歌いました! そういうアーティストになりたいというのは、2人の中での軸としてあるかもしれないです。あとは何といっても、いつかtimeleszさんと同じステージに立つことが、大きな夢です。

前田 本当に。オーディション時にお世話になったみなさんに成長した姿をみてもらいたいよね。

——オーディション時から応援してくれているファンの皆さんや、これから出会うファンに向けて、今のうちに伝えておきたい想いはありますか?

西山 僕はタイプロが終わってから、皆さんの前に出てくるまでに時間がかかったので、心配させてしまったり、進路が決まっていない中で、「応援してください」と言うのが難しく、自分の言葉でしっかり伝えられなかったことがたくさんありました。でも今、周りの皆さんにすごく恵まれているおかげでスタートすることができたので、今まで待っていてくれたことに対して、まずはありがとうを伝えたいです。あとは、本当に後悔させないので、ここから楽しみにしていて欲しいです。これからファンになってくださる皆さんは、自分たちも0からのスタートで、いろいろな面を見せていくと思うので、是非見てくれたら嬉しいです。僕の軸として、応援してくださいというより、誰かの背中を押せるようなアーティスト、グループになりたいですね。

前田 入口はなんでもいいので、1回好きになってくれたら、ずっと好きでいてくれるようなグループを作るので、もう離しません。信じてついてきて欲しいですし、後悔はさせません! 今まで、タイプロの前のオーディション番組から応援してくださっている方や、タイプロで応援してくださった方にも恩返ししたいです。これから出会う方も、昔から応援してくださっている方も、どちらも連れて一緒にアリーナ。そして、ドームにみんなで行きたいです。

——最後に、どんなアーティストになっていきたいですか?

西山 やはり人に愛されるアーティスト、背中を押せるようなアーティストになりたいですし、ライブ力やパフォーマンス力のあるアーティストになりたいです。

前田 僕は心のよりどころでありたいです。僕が音楽に救われたように、僕らの音楽で誰かを救いたい、救えるような存在になりたいと思っています。

西山 パフォーマンスで、心を動かされた2人だからこそ、ライブや他の音楽活動も含めて、パフォーマンスで全部お返しできるアーティストになりたいと思っています。ファンの方に支えてもらうだけではなく、自分たちが背中を押してもらったように、今度は誰かの背中を押せる存在になりたいです。

今後グループ結成に密着したドキュメンタリーも配信予定。これからエンタメの新境地を切り拓いていく2人に目が離せない⋯⋯。

PROFILE

■西山智樹(にしやまともき)

2000年2月23日生まれ。東京都出身。韓国発のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」や、中国のオーディション番組「ASIA SUPER YOUNG」などに出演し、国内外に多くのファンを持つ。2024年には、男性アイドルグループtimelesz(旧名・Sexy Zone)の追加メンバーを決定するオーディション番組「timelesz project‐AUDITION‐」に出演し注目を集めた。透明感のある歌声と、R&B などを得意とする表現力・色気のあるダンスが持ち味。歌やダンスに加え、創作活動にも長けている。

■前田大輔(まえだだいすけ)

2000年8月30日生まれ。富山県出身。2023年、SKY-HI が代表を務めるBMSGによるホーイズグループオーディション番組「MISSION✕2」に出演。2024年には「timelesz project‐AUDITION‐」にも参加し、国内から大きな注目を集める。端正な顔立ちと、小顔かつ高身長というスタイルで多くのファンを魅了。長い手足を活かしたダイナミックなダンスに定評がある。明るく前向きでユーモアあふれる性格も、彼の大きな魅力の一つ。