GIANNA PLUS #03 THE JET BOY BANGERZ INTERVIEW

COLUMN

誌面では入りきらなかったインタビューの続きをWeb限定公開!


——普段はどんなファッションが多いですか?

SHOW ファッションは好きですが、他のメンバーとは好みが少し違って、古着が好きです。アメカジ系のスタイルももちろん好きですが、僕は特にヨーロッパ系の古着が好きです。

NOSUKE 僕はいろいろな系統の服を着るので、古着も着ますし、カジュアルなスタイル、モードなスタイルも着ます。高校を卒業してから6年間はずっとドレッドヘアだったので、ストリート系やカジュアル系のスタイルしか着ていなかったですが、3年くらい前からサラッとしたヘアスタイルになって、それからいろいろなスタイルの服を着ています。

SHIGETORA 僕はNOSUKEくんにファッションを叩き込まれました(笑)。もともと年に1度あるかないかぐらいの物欲の持ち主だったのですが、僕があまりにもファッションに無頓着すぎたので、NOSUKEくんにもっとファッションを学んだ方がいいと言われて、ファッションに気を使うようになりました。毎日「この服どうですか?」とNOSUKEくんに送ってアドバイスをもらったり、服についてたくさん教えてもらいました。そのおかげで、自分自身もいろいろな服を見るようになって、自分の好きなスタイルがわかってきて、今では物欲が抑えられなくなっています(笑)。今は、少しハイブランドのアイテムを取り入れたりしつつ、カジュアルなストリートファッションが好きです。

——普段の生活でのこれだけは譲れないというこだわりはありますか?

TAKI 僕はこだわりがたくさんあります(笑)。家のことや掃除のことになると、かなりこだわりが強いです。とにかく掃除が好きですし、自分の中でこれは絶対にココにないとダメ、というのがあります。

HIANATA TAKIのお母さんが彼の家に行った時に、荷物をある場所に置いたら、TAKIがそこは違うと言って移動させたという話を聞きました(笑)。TAKIにとって完璧な動線があるんです。

TAKI 笑笑。家に帰ってからルーティンがあって、服は絶対にこのハンガーでここに決まったようにかけるというルールが自分の中であるので、そういうこだわりがすごくあります。床に物があるのも、ホコリがあるのも無理なので、常にルンバを動かしています。でも将来結婚したら、奥さんには全然好きにしてもらって大丈夫です。自分の部屋だけ綺麗ならそれでいいので(笑)。もし掃除してほしい人いたら、いつでも言ってください(笑)。

HINATA 僕は去年の3月ぐらいから坊主なのですが、坊主にした人ならわかるツヤ感があって、少しウェットな感じにしたりと、結構こだわりがあります。坊主にしてすぐの時は特に何もしなくていいですが、1週間経つと少し伸びてきているなという感覚になっちゃうんです。なので、ステージに立つ時はジェルを塗ってちょっとしたツヤ感を出したりと、スタイリングに結構こだわっています。

AOI 僕はスキンケアにこだわりがあって、お風呂上がりのルーティンがあります。MattさんがYouTubeで、お風呂上がりにコットンを使って一度顔の汚れを全部拭き取るというスキンケアの方法を見て、まず拭き取ってから他のスキンケアをするようにしています。今は全部同じブランドのものをライン使いしていて、乳液が先行のものなので、少し肌の状態を整えてから乳液をして、化粧水、パックをして、クリームを塗るのを欠かさずにやっています。あとは、洗面台のタオルは布生地で、どうしてもホコリがついて手にもそれがついてしまうので、スキンケアの時は特に手を洗った後はティッシュで拭き取るようにしていて、清潔な状態でスキンケアをするのにこだわっています。

NOSUKE ファッションにおいて、シルエットの良さを特に重視しているので、僕の中ではかなりこだわりがあると思います。衣装も、私服も、シルエットが一つでも良くないと感じたら気になってしまいます。

SHIGETORA 僕はそれをNOSUKEくんから学んだので、僕もシルエットは一番気にしています。あとは、自分の顔や系統的に、派手なアイテムはあまり似合わないのかなと思ってきたので、最近はなるべくシンプルに、かつシルエットを重視することにこだわっています。

SHOW こだわりとまでは言わないかもしれませんが、自分っぽさを取り入れることを意識しています。メンバーが10人いるので、似た感じのものももちろん着ますが、自分のキャラを大事にしようと思い、自分らしいスタイルをするようにしています。

KOTA 絶対に欠かさないのが、美容液・化粧水・パック・クリーム・乳液です。その中でも特にこだわっているのはパックです。時間がない時でもパックだけはして、準備しながら保湿しています。すごく潤うし、美白効果も感じられて、肌の白さを保てていると思います。

AERON 僕も美容に気を使うようになりましたが、今は特にメイクにハマっています。メイクさんがいないイベントの時は自分たちでメイクをしますが、知れば知るほど奥が深くて、メイク動画を見るのもすごく楽しいです。特にアイメイクにこだわっています。

YUHI 僕は、寝る時に睡眠の質を高める音楽を聴くようにしています。でも、たまに音楽を聴くと逆に眠れなくなる時もあります(笑)。

TAKUMI 僕は美味しいものを食べることです。リハーサルで夜が遅くなることも多いのですが、それでもコンビニで済ませるのは自分の中で負けだと思ってしまうんです。なので、Uberで頼んだり、お店にご飯を作っておいてもらって、帰りにピックアップするようにしています。どんなに忙しくても、ちゃんと美味しいものを食べたいというのが自分の譲れないこだわりです。

KOTA 僕も食事にこだわっています。コンビニのご飯はできるだけ控えるようにしていて、朝食と昼ごはんはどうしても避けられないので、それ以外のご飯はなるべくちゃんとしたものを摂ろうと意識しています。

——今まで見た夢で、印象に残っているものはありますか?

AERON 今『HUNTER×HUNTER』にハマっていて、まだいろいろな試練を乗り越えるところを見ている影響か、昨日、夢でも試練みたいなものが出てきて…。TJBBのメンバー同士で闘いみたいなのをしていて、「やめろよ!」と止めようとしたメンバーが逆に殴られて、というちょっと混乱した夢でした(笑)。

TAKUMI 僕は自分がすごく足が速くなっている夢を見て、足が速すぎて、線路沿いを電車と並んで永遠に走っていました(笑)。

——グループ内で今一番“羽ばたいていそう”なオーラのある人は誰ですか?

SHOW TAKUMIかなぁ。

SHIGETORA 僕もTAKUMIくんですね。

NOSUKE 僕はTAKUMIかAERONだと思います。AERONは良い意味でちょっとおバカなところがあって、本人はちゃんとしているつもりでも、僕らから見るとそれがすごく面白くて楽しいです(笑)。仕事の時は真面目にやろうとして少し抑えられるのですが、気を許している相手と一緒にいる時の素のままのAERONが出せたらめちゃくちゃ強いと思っています。彼が世間に見つかった瞬間、一気に変わっていく気がします。

SHOW たしかに! AERONが良い食材だとしたら、それをうまく調理できる料理人みたいな人がいたら良いと思う。

NOSUKE それなら、俺けっこう相性いい気がする。

SHIGETORA 料理人のポジションなら、NOSUKEくんとYUHIくんかなと思います。

NOSUKE 僕とYUHIとSHOWくんはお笑いが好きなのもあって、ボケもツッコミもできるタイプなので、AERONの面白さを引き出せる気がします。

SHIGETORA 今からの伸びしろで言うと、AERONくんが一番“羽ばたきそう”な存在かもしれません。

NOSUKE そうそう、振り幅がすごい。何かAERONが一皮剥ける機会があれば、一番やばい存在になると思います。あとは、YUHIもドラマとかに出ているので、これからくる気がします。

KOTA TAKUMIですね。今一番テレビに出ていますし、ダンスの大会で優勝したことをきっかけに、これからいろいろなところで取り上げてもらえそうな気がします。

YUHI TAKUMIのおかげで僕たちが出演できた番組もあるので、今後、そういうことも増えていくと思っています。TAKUMIはキーマンのような存在です。

TAKUMI そう言ってもらえて嬉しい。僕はNOSUKEさんだと思います。以前、占いの企画があって、NOSUKEさんが今年の運勢ランキング1位で、今後20年先までスターになると言われていたので、これから先のNOSUKEさんの活躍を信じています。

——もし翼があって飛べるとしたら、メンバー全員でどこに行きたいですか?

AERON メンバー全員で無人島に行きたいです。

TAKUMI 無人島いいね。最後まで生き残ってそう(笑)。僕は、みんなで空を飛んでヨーロッパに行きたいです。もう少しでメンバー全員成人になるので、お酒でも飲みながらのんびり過ごしたいです。

——普段質問されることが多いと思いますが、皆さんからファンの皆様に聞いてみたいことはありますか?

NOSUKE 「ご職業は何ですか?」とかどうでしょう(笑)。皆さんが普段何をしているのか気になるので。あとは、「LDHの先輩方も含めた全アーティストさんの中で、僕が天下を取れるとしたら何だと思いますか?」と聞きたいですね。

SHOW 僕は、僕自身が気づいていなさそうな僕の魅力を教えてほしいです。そういうことをもっと知ることができたらいいなと思います。

SHIGETORA 皆さん、友達や家族、恋人、お仕事があると思いますが、その中で優先順位をつけるとしたら僕たちは何番目なのか教えてほしいです。純粋に、僕らはどの辺のポジションなんだろうと気になります。

——今回リリースされる『まさか泣くとは思わなかった』(528CDリリース)はどのような楽曲となっていますか?

NOSUKE 全体的な振り付けにはコレオグラファーの方が入っていて、その方たちも90年代に活躍されていたレジェンドのようなすごい方々で、今回の新曲では、その当時のニュアンスを振り付けに落とし込んでいます。僕たちが踊ることで、“古き良き時代のエッセンスが今どう表現されるか”というチャレンジにもなっているので、他の方にはなかなか出せないようなニュアンスが今回の振り付けに表れていると思いますし、曲と合わせて見てもすごくかっこいい仕上がりになっています。

SHIGETORA 僕自身のこだわりがすごく細かいのですが、2番のサビで「幻想に耳を傾けて〜」という歌詞があって、「耳を傾けて」の部分の振り付けが、横を向く動きになっているんです。今回の振り付けを担当してくださったのが、U-GEさんという振付師の方なのですが、その方が動きを教えてくれる時に、すごく渋い動きをしていて。普段自分ではあまりやらないような動きだったので「うわ、これめっちゃかっこいいな」と思い、渋さを意識して踊っています。

SHOW 今回の振り付けは特に気に入っていて、少し前の年代のダンスのエッセンスを取り入れていることもあって、全体的に大人っぽさがあります。少し渋くて、色気が出せる振り付けだと感じていて、もちろんダイナミックに踊る部分もありますが、ふとした瞬間に出る人間らしさや、色っぽさが見える振付です。そういった滲み出るような雰囲気を大事にしたくて、僕自身もそのニュアンスがすごく好きなので、意識して踊っています。

YUHI 今回はデモをいただいた時からLDHの王道バラードだなと感じて、歌うのが本当に楽しみでした。歌詞は尾崎さんに書いていただいて、どうしたらその言葉の説得力を伝えられるか、すごく考えました。やはり普通に聴いただけでは理解しきれないような深みのある内容なので、“どう歌えばより歌詞を彩れるか”をすごく意識しました。僕が最初に歌ったのは、タイトルにもなっている『まさか泣くとは思わなかった』から始まるパートでしたが、そこを最初に持ってきているのは、やっぱり一番伝えたいメッセージなんだろうなと思い、一番こだわりました。ただまっすぐ歌うだけではなく、いろいろ試行錯誤して、自分なりの正解を見つけながら歌わせていただきました。

AERON 僕たちはEXILE魂を受け継ぐグループとして活動しているので、初めて聴いた時は「ついに来た、これぞLDHの王道バラードだ」という気持ちになりました。曲調も2000年代のミドルアップバラードっぽく、どこか懐かしさを感じさせるところもあります。当たり前の日常が突然壊れるような内容の歌詞で、ある日突然あなたがいなくなった、というような切なさがあり、すごく引き込まれました。レコーディングの時も、その世界観に入り込みながら歌ったので難しかったですが、しっかり気持ちを込めて歌えたと思います。時代は巡るものだと思いますが、今このタイミングでこういう曲をリリースすることはすごく新鮮で、上の世代の方には懐かしく感じてもらえると思いますし、今の流行りの音楽を聴いている若い世代の子たちにも「あまり聴いたことないサウンドだけど、ちょっと好きかも」と思ってもらえるような、いい刺激になる楽曲だと思います。

——未来の自分に声をかけるとしたら、何を伝えますか?

SHOW 「チャレンジしていますか?」それだけです。5年くらい前に撮っていただいた映像でも同じようなことを言っていたのを見て、自分でもハッとしました。なので、未来の自分も前に進めるような言葉がいいなと思います。

NOSUKE 僕は5年後の自分に、「ONEPEACEは完結していますか?」と聞きたいです(笑)。

SHIGETORA 10年後くらいの自分に、「今19歳の自分がなりたいと思っていたことがちゃんとできるようになっている?」と聞きたいです。アクロバットでいろいろなことに挑戦していますが、難しい技もたくさんあって、最近それを練習し始めたので、10年後にはちゃんと自分のものにできているかな、と気になります。あとは、個人としての一番の目標であるアクション俳優になれているのかも聞きたいです。

SHOW グループとしては、「ドームに立てていますか?」と聞きたいです。5年以内に必ず叶えたいので、5年後の僕たちにそれを聞きたいです。

【TJBB NEWS】

THE JET BOY BANGERZ

◆E P「まさか泣くとは思わなかった」

2025.5.28 CD Release

◆ドラマ 9 「失踪人捜索班 消えた真実」(テレビ東京系列)主題歌

「まさか泣くとは思わなかった」

2025.4.10 Digital Release

PROFILE                                  

THE JET BOY BANGERZ

LDH史上最大規模である4.8万人が参加したオーディション『iCON Z 〜Dreams For Children〜』から誕生した10人組ダンス&ボーカルグループ。LDH JAPAN所属のコーラスグループ「DEEP SQUAD」、ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE」からも参加するメンバーを擁し、EXILE魂を継承した唯一無二のパフォーマンス力を誇る。グループ名には、「騒がしい個性が集まってジェットエンジンのように燃え盛る」という意味が込められており、Z世代アーティストのトップを目指す。