今シーズンは肌見せファッションが一大ブームとあって、キャミやトップス、ワンピなど背中がぱっくり開いたデザインも目白押し。そこで今回は、夏本番に向けて、自分ではなかなか見えない背中にフォーカス。プロによるお家でできるトレーニングやストレッチ法に加え、編集部おすすめの ケアアイテムやサロンの極上メニューなど、美しい背中をつくる方法をお届け。この夏は、誰もが振り向く、美背中へと磨きをかけよう! ここでは、実践編として、お家でできる簡単エクササイズ&ストレッチをフィットネストレーナー・田辺莉咲子さんに教えていただきました。まずは各メニュー10回を1セットずつ、丁寧に行なっていきましょう。慣れてきたら、10回3セットずつを目標に。
美しい背中をつくるための
ポイントとは?
美しい背中をつくるには、背中のトレーニングだけでなく、肩のトレーニングも必要不可欠です。女性の場合、男性のような逆三角形の背中を目指す必要はありませんが、ある程度、肩に筋肉がある方が、二の腕が細く見えるし、くびれ効果も期待できます。ここで紹介する肩のトレーニン グは、背中と胸の筋肉も同時に鍛えることができるので、美しい背中だけでなくバストアップ効果も得ることができます。重い負荷をかけなくても、ストレッチ&トレーニングだけで十分にキレイな背中をつくることはできるので、是非、毎日続けてみてください。忙しくて時間がない時は、ストレッチを行うだけでもOK。まずは気軽にトライ!
① ローイング 10回
背中の真ん中に入る、縦ラインを作る
膝立ちの姿勢になり、手の甲を正面に向けた状態で両腕をまっすぐ真上に伸ばす。脇を締めたまま、ひじを曲げながら後ろに引いておろす。この動作を10回繰り返す。そのあと、脇は開かずに、そのまま腕を下ろす。腕を下ろす時に、肩甲骨をしっかり動かすことを意識。
② ツイストローイング 10回
背中の外側部分を引き締め!
くびれにも効果的
膝立ちの姿勢から、両ひじを曲げ、手のひらを正面に向けた状態で両腕を外側に開く。腕は肩の位置に。そのあと、手の甲を正面に向けながら、両腕を耳の横につけ、真上に垂直に上げる。この動作を10回繰り返す。腕を上げた時は二の腕は耳の横に、ひじはしっかりと伸ばす。
③ ビハインドネックラットプルダウン 10回
背中上部の筋肉を鍛える
膝立ちの状態で、両腕をあげ、肩幅より少し広めの位置でタオルを持つ。そのあと、胸を張り、あごを引いた状態で、肩甲骨を内側に寄せるような感覚で腕をおろし、元に戻す。これを10回繰り返す。腕をおろす際、背中が丸まらないよう意識。
Photography:TOSHIYUKI MAEGAWA(P48&49,53Model), JUNICHI ASADA(P50&51) Makeup:HIROTAKA IIZUKA(juice & juicy) Hair:YOSHIHITO WATANABE(Carillon) Styling:RYOTA KOUJIRO Model:AOI HAMADA Edit & Text:YUKI KOIKEDA