デイリーラグジュアリーブランド『SCEARN』 五感を刺激し、日本の伝統美を体感できる、ブランド初の旗艦店

FASHION

2025年10月31日(金)、日本の伝統美をモダンに再解釈し、豊かな価値観と体験を提供するデイリーラグジュアリー ブランドとして昨年秋にローンチした「SCEARN(セアン)」は、国内初となる旗艦店<SCEARN AOYAMA>を 東京・北青山にオープン。

「世界から見た日本の美」を表現すべく<SCEARN AOYAMA>の空間デザインを手掛けたのは、韓国・ソウルを拠点 に、デザイナーやアーティストなどの他分野のクリエイターからなる共同体で、美学的な観点で建築からアート作品に至るまでを空間全体を一つの作品としてつくりあげる<Creative Studio Unravel>。

『ブランドや文化を体験する空間』をデザインすることで、日本でも近年注目を浴びているクリエイター集団が生み出 した<SCEARN AOYAMA>は、訪れる人の五感を刺激する、新しい概念を具現化したショップ。

2層からなるショップの 1 階には、洗練されたミニマルなデザインと産地や製法にこだわった贅沢な素材で、着る人の心を真に満たす最新コレクションを展示。2階は再解釈した日本の伝統美を発信する場となり、SCEARN が大事にする日本の文化・伝統・その心を、衣食住にわたって体験できるスペース「Re Gallery SCEARN (リ ギャラリー セアン)」として、新たな価値観を生み出す空間を提供。

Shop Concept

「 聞香・瞑想・伝統 = 心の声を聴き、自分と向き合い、自分らしさを見失わず 」をコンセプトに上質でミニマルなコレクションを展開する SCEARN。SCEARN AOYAMA は、「日本の庭園がもつ、余白の美」をインスピレーション源に、ブランド名の語源でもある“ hear the scent ( =聞香 ) ”が随所に感じられる空間を提供。

1F Hear the Scent

五感の中でも、嗅覚と聴覚は「持続の感覚」としてはっきりとした始まりや終わりがなく、徐々に広がり、そこにとどまり、 やがて静かに消えていく。フルコレクションを揃える1F は、音を「聞く」、香りを「嗅ぐ」のではなく、店内に足を踏み入れた瞬間から、その留まりと染み込みも体験できる場所として、入り口と奥の空間で2種類のお香を焚き、迎えてくれる。

Fitting Room

小さな儀式的感覚を呼び起こす、こだわりのフィッティング ルーム。五感を研ぎ澄ませられるよう、自然そのものを感じられるウール100%の素材を使用。まるで石庭のようにランダムな位置で2カ所用意。服を試着するだけの場所ではなく、そのファブリックの温かみ、 造形から放たれる視覚的な感覚の余韻まで体感できる空間。

Open Counter

約8mのオープンカウンターには、日本の伝統文化を表現する香道具などが並び、SCEARN のブランドプレゼンテーションの役目と、おもてなしする場所として、その存在感を放つ。また、日本の木工作家が精を尽くして作り上げた木の椅子も並び、 細部に至るまでこだわりを体感できる。

2F 名称:Re Gallery SCEARN(リ ギャラリー セアン)

SCEARN が再解釈した日本の伝統美を、衣・食・住の体験を通して発信するスペース。この空間では、地域の食・文化・人を物語として再編集し発信するコンテンツメーカー「株式会社 ONESTORY(ワンストーリー)」のキュレーションによる作品の展示・販売や、日本の価値ある魅力を感動体験として届ける「Otonami(おとなみ)」とのコラボレーションにより、ブランド名の由来でもある “ hear the scent(聞香)”の体験や、シーズンテーマの “ Tsu tsu mu(包む)”をコンセプトにした和菓子作りなどの体験型コンテンツを用意。

※2025年10月31日からの展示予定

デザイナー 猿山修氏

古き良き日本の美を再解釈し、独創的なプロダクトを造り上げるデザイナー:猿山修氏の代表作「自在鉤(じざいかぎ)」に特化したキュレーション。繊細で確かな職人技が成されている自在鉤は、ただ吊るされているだけでも存在感を放ち、香炉、花入、キャンドルなど吊るすものによって様々な表情を魅せてくれる。

2025年11月以降の体験イベント予定

※体験内容は変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。

香道体験

香道直心流師範「藤乃香」高野香聖氏が誘う香りの世界を体験。日本古来から受け継がれる「香りを聞く」という所作は、私たちの五感を開き、「今ここ」に心を集中させる感覚を研ぎ澄ませてくれる。

予約サイト:https://m.otonami.jp/4h5xXLS

和菓子体験

和菓子職人「いすゞ」主宰・井口いすゞ氏と愉しむ和菓子づくり。SCEARN の 2025 秋冬コレクションのテーマ「包む」「捻る」「結ぶ」からインスピレーションを得て、伝統の意匠をアレンジしたオリジナル和菓子を、月替わりで制作。

予約サイト:https://m.otonami.jp/4nHiCU8

2025-26 Autumn / Winter Collection

Theme Tsu tsu mu(包む)

日本には < 包む > という文化が深く根付いており、様々な場面で包むという行為が行われている。包む文化は、数千年に渡って信仰と深く結びつきながら、実用性と芸術性を兼ね備えて発達してきた。洗練されたミニマルなデザインと産地や製法にこだわった贅沢な素材に、日本人のおもてなしの心を表す < 包む >。贈答品の飾り紐の水引にインスピレーションを得た < 結ぶ >。日本の伝統的な美意識を象徴する < ねじる >。贈る人への心配りがこもった、繊細なディテール使いが随所に感じられるコレクション。

ジレ 129,800円、スカート 90,200円

前身で結んだようなドレープタックがポイントのジレと、ふくらみのあるシルク素材を採用し、ドレープを生かした脇のポケットが生み出す美しい I ラインのスカート。 

ワンピース 198,000円、ストール 77,000円

Super 120’s ノンミュールジングウールとSpiberを掛け合わせたダブルフェイス素材を、職人が丁寧に仕立てたリバー仕立てのベアショルダーワンピースに、大判の三角ストールをヘッドピースとしてスタイリング。

コート 396,000円、カシミヤローゲージニット 143,000円、パンツ 107,800円

厳選された白度の高いメリノウ ールのダブルフェイス仕立てのコートは、袖がなく、ストールのようにもケープのようにも軽く羽織れる秀逸の一品。上質なカシミヤローゲージニットとウエスト部分にドレープを寄せたワイドストレートのパンツをあわせて。

素材:カシミヤ 100% 価格:121,000 円(税込)

アイコンアイテム

KASHIGU KNIT ドレープを楽しむ、上質な大人のニット。

「KASHIGU=かしぐ=傾ぐ」 

日本の着物の直線的な型紙(パターン)に着想を得た平面パターン設計。それを45度傾けることによってドレープや立体感を生み出し、着用時の新たなシルエットへと昇華させたニット。

素材:ウール 100% 価格:96,800 円(税込)

TSUTSUMU PANTS 包まれる、ゆるやかなライン。どこまでもしなやかに。

身も心も包み込まれるようなやさしさを。素材そのものの質感を最大限に活かした脇のシームレスパターン。ゆるやかさ、柔らかさ、程よい落ち感を楽しめる、様々な体型の方になじむ、洗練されたシルエットのパンツ。

ショップ概要

正式名称 :SCEARN AOYAMA(セアン青山)

オープン日:2025年10月31日(金)

住 所 :東京都港区北青山 3-13-7

営業時間 :11:00 – 19:00(月曜定休)

電話番号 :03-6433-5201

店舗面積 :全 266.54 ㎡(1F : 124.01 ㎡ / 2F:142.53 ㎡)

公式オンラインストア:https://scearn.com/

公式 Instagram:@scearn_official

ブランドコンセプト

日本の伝統美をモダンに再解釈

「世界から見た日本の魅力」と「日本が受け継いできた伝統や技術」。共通する感性と相違する感性を同時に取り入れることで、双方を活かし、新たにつくりあげていく。「心の声を聴き、自分と向き合い、自分らしさを見失わず」。服を選ぶとともに、これからの人生を楽しむための豊かな価値観と体験を。洗練されたミニマルなデザインと産地や製法にこだわった贅沢な素材。受け継がれてきた文化や伝統を新たに紐解き、次の世代へと継承する、時を越えた喜びを。今を忙しく生きる女性の心を満たす、自分のためのデイリーラグジュアリーブランド。