【INTERVIEW】トップモデル冨永愛がCHARISMATICをテーマに〝GIORGIO ARMANI〟を身に纏う。

FASHION

ー今はどんな時にいちばんの幸せを感じますか?

今までもずっとそうですが、家族といる時が一貫していちばん幸せです。

ーラーメンが度々話題になりますが、冨永さんにとってのご褒美は?
もちろんラーメンは大のご褒美です(笑)。休みも定期的に取るようにはしているのですが、ご褒美と考えるとやっぱり食事です。ラーメンも普段からすごく我慢しているというほどではないのですが、ひとつ言えることは、年齢を追うごとに食べられなくなるものが増えてくるのかなということ。太るからという理 由ではなく、胃腸の調子が追いつかなくなる感覚です。食べ物以外で挙げるとしたら、例えばジュエリーなど、高価なものの 付加価値が年齢とともに分かるようになってきたので、そういう欲しかったものを購入することもご褒美になっています。

ーこれだけは譲れないというマイルールはありますか?

色々と思い当たることはありますが、自分をあまり縛りたくないので、逆に自分の中でマイルールを作りたくないんです。どちらかというとフレキシブルに動いているというか。週に何回はトレーニングする、肌をケアするといったことは仕事として行っているの で、もうこれ以上はいいなと。大袈裟に言うと、顔も洗わないで過ごしたいくらいです(笑)。ルールを作らないことがマイルール。

velvet gilet¥330,000〈reference price〉 skirt¥374,000 necklace¥106,700 boots¥190,300 all by GIORGIO ARMANI/GIORGIO ARMANI JAPAN  

ー今後の展望を教えてください。

俳優のお仕事も一生懸命やらせていただいていますが、モデルを辞めるつもりはないですし、今後もスタンスは変えず、バランスを保ちながらどちらも丁寧にやっていきたいで す。他のことに挑戦する機会も出てくるかもしれないですし、今という時間を大切に。 年 末 に は 映 画 『 グランメゾン・パリ』の公開、そして2025年は 大河ドラマ『 べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の放送も控えているので、ぜひ皆さんに観ていただけたら嬉しいです。

ー2024年を振り返り、この1年はいかがでしたか?

やれるだけのことはやりきりました。「今年も頑張ったね、偉い」という言葉を自分にかけたいです。細かいことは考えないタイプなので、「うん、それでいいの」と思えることも自分を大切にすることのひとつになっています。特に年末は、あれはできていないしこれもしないと、と焦りがちですが、昨年から焦ること自体をなんとかやめようと意識していて、頑張った頑張ったと、とにかく自分を褒めるようにしています。2025年も素敵な年になりますように。皆さんにとっても!

{PROFILE}
冨永 愛/Ai Tominaga
モデル/女優
17歳でNYコレクションにてデビューし、一躍話題に。以後、世界の第一線でトップモデルとして活躍。モデルのほか、テレビ、ラジオ、イベントのパーソナリティ、俳優など様々な分野にも精力的に挑戦。俳優としては、2019年放送のTBS日曜劇場『グランメゾン東京 』をはじめ、2023年から放送されたNHKドラマ10 大奥 』では吉宗役として主演を務め話題となる。日本人として唯一無二のキャリアを持つスーパーモデルとして、チャリティ・社会貢献活動や日本の 伝統文化を国内外に伝えるなど、活躍の場をクリエイティブに広げている。20244月、全国の伝統文化を訪ねる番組『冨永愛の伝 to未来』(BS日テレ)がスタート。公益財団法人ジョイセフアンバサダー、消費者庁エシカルライフスタイルSDGsアンバサダー、 ITOCHU SDGs STUDIOエバンジェリスト。著書に『冨永愛 美の法則』『冨永愛 美をつくる食事』(ともにダイヤモンド社)、『冨永  新・幸福論 生きたいように生きる』(主婦の友社)など。